作品詳細

日本大学芸術学部 / 2019 / 10分
監督:千阪拓也(Chisaka Takuya)

1989年夏。放送部員の少年・星 英助が放送室で新作のラジオドラマを作り始める。しかし、制作の途中で夜間学校の女子生徒が登場人物として、英助のラジオドラマに勝手に出演してきてしまう。英助は彼女を受け入れ、顔も名前も知らない相手とのリレーラジオドラマが始まる。昼と夜、決して交わり合うことのなかった二人が、カセットテープを通して物語を紡ぎ合うのであった。果たして、二人のラジオドラマは完成するのか──。

 

上映日程

10月15日(木)19:15開映 Aプログラム内

監督:千阪拓也(Chisaka Takuya)
1997年生まれ、兵庫県出身。日本大学芸術学部映画学科監督コース在学中。高校時代、放送部に所属し、監督した作品が第61回NHK杯全国高校放送コンテスト 創作テレビドラマ部門で全国準優勝。翌年の第62回 同コンテスト 同部門で全国優勝、文部科学大臣賞を受賞。現在は大学の卒業制作を制作中。

製作のきっかけ・着想
大学の3年生実習課題の企画を考えていた時、ふと、真夜中の誰もいない学校で校内放送をする少年の姿が思い浮かび、私の中に存在していた「放送部」と「夜間学校」という題材が結びついたのがきっかけです。

見どころ・メッセージ
本作の主人公である星 英助くんが、ただひたすら純粋にラジオドラマを作ろうとする姿を、温かく見守ってあげてください。

<キャスト>工藤徳真 / 荒川ちか
<スタッフ> 監督・脚本・編集:千阪拓也 / 撮影・照明:田邉健太 / 録音:田辺ちひろ / 美術・衣裳:伊藤友里恵、和田颯季、安永葉月 / 音楽:田中亮祐、葛西竜之介 / 助監督:村本晃来 / 監督助手:中澤菜々子、小島 翔 / 制作:川崎谷 穂、村田千暁 / 撮影助手:久松友佳、笹田智裕、伊東佳純、大倉 望 / 録音助手:志村直人 /  制作応援:菅原彩乃、中村祐、毛利 礼 / 撮影応援:小倉正照、當銘風花、中村歩実、平林健太郎、平谷里紗