作品詳細
武蔵野美術大学 / 2019 / 11分
監督:辻敬太(Tsuji Keita)
『月が幽かに照らす町、そこに迷い込んだ少年と少女。闇夜に惑わされた2人が忘れてしまったのは、帰るべき場所か、魂の在り処か。』手描きアニメーションである本作品には、さまよい歩く2人の姿が収められています。彼らを見守ってあげてください。
上映日程
10月15日(木)19:15開映 Aプログラム内
監督:辻 敬太(Tsuji Keita)
アニメーターに憧れ、絵を描き始める。映画に興味を持ち、映像学科を目指しながら、高校では油絵やデッサンを経験。大学では実写撮影や3DCGを経験し、現在はゲームデザイナーとして働く予定。
製作のきっかけ・着想
大学入学時に上京し、東京をそれなりに楽しんでいましたが、やはり実家に帰ってみたくなることはたくさんあります。地元にも嫌な思い出があったり、会いたくな人がいたりしますが、「ただそこに存在している」自分の生まれた土地には、特別な思いがあります。そこで感じる哀愁や安心感を表現したいと思い、制作いたしました。
見どころ・メッセージ
移りゆく夜の街の色彩に力を入れて制作しました。ゆったりとしたテンポの作品ですので、作中の風景を眺めるような気持ちで、ご覧いただければと思います。
監督・作画:辻 敬太 / 音楽:後藤 芽生奈 / 音響補佐:森 陽平 / 撮影補佐:高階 篤史 / 声の出演:塩月 彩矢 、西村 茉理子 / 協力:三浦 均 、武蔵野美術大学映像学科研究室