『オキシトシン』作品詳細

立教大学 / 2023 / 54min.
監督:前田航希(Maeda Kouki)

上映スケジュール:<Cプログラム>

本当は、人と触れ合いたいんでしょ?

他人の身体に触れない「接触恐怖症」を患う原健太郎は、友人の歩夢とその恋人である瞳の関係を描いた小説を書いている。
その小説を読み原に興味を持った瞳は、原の接触恐怖症を治そうと試みる。

【スタッフ】撮影・照明:伊藤凜太郎/録音・整音:色川翔太/美術:堺知恵/衣装:田之上裕美/助監督:吉田嶺/撮影助手:椎野公史郎/照明助手:土田百恵

監督:前田航希(Maeda Kouki)

監督プロフィール
2000年生まれ、神奈川県座間市出身。 立教大学文学部在学中に、映画美学校に通いながら映画制作を学ぶ。 現在は東京藝術大学大学院映像研究科監督領域に在籍し、諏訪敦彦、塩田明彦両氏に師事している。
フィルモグラフィー
『松坂さん』編集・撮影助手 『はなとこと』撮影助手
制作のきっかけ
他者や世界に対して心を閉ざしていた人間が、心を開くまでの、とても単純な映画を作りたいと思っていました。 それが描ければ、自分にとっても見た人にとっても無意味でない映画になると思ったからです。 そしてそのテーマを描くために、心の問題と身体の問題は切っても切り離せない関係であると考え、他人に心を開けない=他人の身体に触れないという主題が浮かび上がってきました。
作品の見どころ
この作品ではかなり念入りにリハーサルを行い、芝居の中での決定的な動きや台詞回しを見つけようとしました。 それが全て成功していると言える自信はないのですが、キャラクターの感情表現について、紋切り型でないものが撮れたと思います。 またリハーサルの中で、撮るべきものを逃さないようなカメラワークを見つけることにも注力しました。

チケットは7月20日(土)よりPassMarketにて販売開始!