『So this is what it feels like.…』作品詳細
東京藝術大学 / 2024 / 24min.
監督:袁鑠涵(Yuan Shuohan)
上映スケジュール:<Fプログラム>
そんな感じなんだ
自身が社会人になって、体験した出来事を自分なりの物語をもう一度再構成した。
初めての冒険に対する不安、予期しなかったことに出会ったパニックや離れてるからこそ感じる現在など、偶然の出会いから見えてくるものに身体、精神はどんな反応をするのをフォカースしている。
自身が持つ性別、国籍だからこそ感じる疑問、違和感に一人の小さなフレームで見た視野をシェアし、自身から他者へ繋がっていく。
【スタッフ】監督編集:Yuanshuohan/撮影:Heyingjie、Duanhao、Liuqingyuan、Yuan shuohan/日本語協力:Furukawa Miki
監督:袁鑠涵(YUAN SHUOHAN)
監督プロフィール
1998年中国生まれ
2021年武蔵野美術大学映像学科卒業
現在東京藝術大学美術研究科先端表現専攻在籍中
私は今まで在日外国人として、自身が移動により、環境の変化における風景の変化を強く実感じてる。自身はどんな立ち位置にいるや自身が進む方向について、見えない時、常に存在している。都市化が進展して今こそ、グローバル化の現在今こそ、自身のような体験を感じた人がたくさんいると考えている。自身の作品を通して、その中で、「なんでもない私で生きるには」に対して、「心配しないで、大丈夫だ」、「何人も孤立した島ではない」というメッセージを心掛けている。
フィルモグラフィー
2018「海の声が聞こえる」 助監督
2019 短編実験映画「To everyone From the attachment of urban」
2020ドキュメンタリー 「Why I am here now」 監督撮影編集
2022 短編映画「二人して捧げる賛辞」制作担当
2023長編映画「春眠」制作担当
2023長編映画「分離の予感」制作担当
2023長編映画「ザ映画ウーマン」制作スタッフ
2023ー2024短篇映画「So this is what it feels like....」監督撮影編集
2024短篇映画「石への恐怖」監督編集
2024短篇映画「亡者の踊り」役八 出演
制作のきっかけ
大学卒業後、2年間の職場経験を経て、客観的な視点で自己を見つめ直すために大学院へ進学した。2年間で出会ったことがそれぞれ強いイメージが心に残った。グローバル化が進む現代において、自身を含め、制作することを通して、自らの環境を理解し、受け入れることが初期の目的だった。アウトサイダーとして日本の社会や自身にいる環境を見ていたことを作品化したい。今私がいる環境について、「こんな感じなんだ」と心の中で変化しつづ、思いずつ、前に進んでいく。
作品の見どころ
私は過去の実体験のシチュエーションをベースとして延長した内容なので、脳内の仮劇場の再現と言えるかもしれない。脳内のイメージに沿って、非現実的な部分があって、そこはシリアスのところを溶け込ませながら、人々の連想上の思考を刺激したいと思っている。