『にわとりはじめてとやにつく』作品詳細
東京藝術大学 / 2024 / 15min.
監督:栗原侑莉(Kurihara Yuri)
上映スケジュール:<Eプログラム>
止まった時間を、再び動かすということ。
200x年、世界は「全ての生き物が生まれも死にもしなくなる」という未知の災害に襲われた生という無期刑を課せられた世界で男と少女は出会う。人が生きる意味に迫った、SF短編アニメーション映画作品。
【キャスト】デザイナーの男:真田将太朗/墓掘りの女:若井杏里咲/観察者の男(山下):池田翔/医者:島多璃音
【スタッフ】企画:栗原侑莉/音楽:中村陽太/主題歌)歌:愛祈、作詞作曲:kiki/ピアノ:玖吽/ヴァイオリン:石塚万菜、倉沢茉紘
ヴィオラ:廣瀬瑠璃/コントラバス:川村茜/録音(声優)池田翔/録音(音楽)佐藤匡介/録音助手:澁谷陽奈
監督:栗原侑莉(Kurihara Yuri)
監督プロフィール
1999年生まれ
東京藝術大学美術学部を卒業後、同大学大学院に進学。現在は「課題解決を目的とした物語の制作・利用」を主な研究テーマとして制作をしている。
短編アニメーション映画『にわとりはじめてとやにつく』にて、デザイン科教授会推薦卒業作品に与えられるサロンドプランタン賞を受賞。
フィルモグラフィー
2024年『にわとりはじめてとやにつく』第17回TOHOシネマズ学生映画祭上映
製作のきっかけ
2020年に世界を襲った新型コロナウイルス感染症。
その年に大学に入学した私たちは、何もできない、何かすることを許されない虚無感の中で日々をただ消費してた。
コロナ禍が明けかけた今も、失った時間を夢想し、有意義に時間を消費できなかった自分を責める。
…果たして本当に、何もなかったのだろうか。
果たして全ての時間が忌むべきものだっただろうか。
これは、少しだけ人生を振り返るための物語。
作品の見どころ
「映画は85%が音楽」という言葉を鵜呑みにし、予算の95%を音に注ぎ込みました!音楽・音響はどんな映画にも負けないほど素晴らしいです。なにせ名実ともに日本一の学生達がタッグを組んでいますから!映画表現の根幹に迫る音楽・サウンドデザインをどうぞお楽しみください。