東京学生映画祭とは
日本で最も長い歴史を持つ、国内最大規模の学生映画の祭典です。
東京学生映画祭とは、東学祭の名で知られる、日本最大規模の学生映画祭です。学生の製作した映像作品を全国から募集し、コンペティション形式でグランプリを決定しています。
当映画祭は、学生ならではの自由な発想や感覚を大切にするため、多くの方々のご協力をいただきながら、学生のみで企画・運営を行っています。学生映画と映画界全体の振興に貢献し、映画を志す学生と映画界の架け橋になっていくことを目的としています。
過去の出身者には『EUREKA』青山真治監督、『君に届け』熊澤尚人監督、『アヒルと鴨のコインロッカー』中村義洋監督、『君の膵臓を食べたい』月川翔監督、『ちはやふる』小泉徳宏監督、『溺れるナイフ』山戸結希監督をはじめ、現在の日本映画界の第一線で活躍する多くの才能を輩出してきました。
近年では、第27回『雲の屑』(中村祐太朗監督)、第28回『溶ける』(井樫彩監督)、第29回『チョンティチャ』(福田芽衣監督)や『赤色彗星倶楽部』(武井佑吏監督)など、日本のインディーズ映画界を賑わせた学生映画を先駆けて紹介してきました。
映画に魅了された学生たちが、人々を映画で魅了しようと、多くの映画を制作しています。
学生映画なんて、普通の人は興味を示しません。
でも、将来日本の映画界を担っていくのは、まさに今“学生”である彼らです。
“学生”という特別な期間だからこそできる、自由で、衝撃的で、面白い発想の数々。
学生映画も面白いのだということを、私たちは多くの人に気付かせたいと思っています。
様々な角度から「映画」を通して学生の持つ可能性を発掘し、発信する場となれるよう取り組むとともに、「学生映画」という視点から日本映画界の振興に貢献し、映像制作をする学生と映画界の架け橋になっていきたいと考えています。
審査体制
映像制作を行う全国の学生から作品を募集し、予選を通過した作品は本選となる映画祭で上映されます。
映画祭当日にはゲスト審査員による審査・表彰が行われ、グランプリ・準グランプリなどが決定されます。
過去ご協力いただいた方々
池田史嗣(映画プロデューサー)、井口奈己(映画監督)、石井隆(映画監督)、石井裕也 (映画監督)、市川崑 (映画監督)、井土紀州(映画監督)、伊藤さとり(映画パーソナリティー)、今泉力哉(映画監督)、入江悠(映画監督)、岩井沢健治(映画監督)、ヴィヴィアン佐藤 (アーティスト)、楳図かずお(漫画家)、売野雅勇(作詞家)、大林信彦 (映画監督)、大九明子(映画監督)、大森立嗣 (映画監督)、押井守(映画監督)、風間志織(映画監督)、金子修介(映画監督)、神山健治 (アニメ監督)、川原伸一(プロデューサー)、黒沢清(映画監督)、熊澤尚人(映画監督)、ケラ(ナイロン100℃)、小泉徳宏 (映画監督)、小中和哉(映画監督)、小林啓一 (映画監督)、小林すすむ (俳優)、崔洋一(映画監督)、佐々木敦(文筆家)、佐々部清(映画監督)、澤井信一郎 (映画監督)、篠原哲雄(映画監督)、清水崇 (映画監督)、白石和彌(映画監督)、新海誠 (アニメ監督)、杉井ギサブロー (アニメ監督)、瀬々敬久 (映画監督)、相米慎二(映画監督)、園子温(映画監督)、髙橋泉(脚本家・映画監督)、滝田洋二郎(映画監督)、田口トモロヲ (映画監督・俳優)、手塚真(ヴィジュアリスト)、寺島進(俳優)、長崎俊一(映画監督)、長澤雅彦 (映画監督)、永瀬正敏(俳優)、中原俊(映画監督)、中村義洋(映画監督)、萩生田宏治 (映画監督)、橋口亮輔 (映画監督)、原一男(映画監督)、原田眞人(映画監督)、林海象(映画監督)、林家しん平 (落語家)、緋田康人(俳優)、平林勇(映画監督・映像ディレクター)、深田晃司 (映画監督)、FROGMAN(アニメ監督)、降旗康男(映画監督)、古舘寛治 (俳優)、古厩智之(映画監督)、本郷みつる (アニメ監督)、槙哲也(映画プロデューサー)、松浦雅子(映画監督)、三島有紀子(映画監督)、水江未来 (アニメ作家)、三池崇史(映画監督)、三木聡 (映画監督)、矢口史靖(映画監督)、山川直人(映画監督)、山下敦弘(映画監督)、山田太一(脚本家)、山田洋次(映画監督)、山戸結希(映画監督)、山村浩二 (アニメ作家)、行定勲 (映画監督)、横浜聡子 (映画監督)、利重剛(映画監督・俳優)、若松孝二(映画監督)、渡辺えり子(演出家)、渡邊孝好(映画監督) など
※五十音順 敬称略