東京学生映画祭×テアトル新宿 東学祭オールナイト上映会~学生映画の夜~

この度、テアトル新宿と第 34 回東京学生映画祭のコラボ企画『東学祭オールナイト上映会~学生映画の夜~』の開催が決定いたしました!
学生映画の魅力を広めるべく、東学祭の近年の受賞作品から現役委員が厳選した 6 作品を上映!
加えて、特別上映企画として、塚本晋也監督の『電柱小僧の冒険』を上映します!
学生映画・自主映画のムーヴメントを生み出し、日本映画の歴史を大きく変えた 8 ミリ映画である伝説の傑作をテアトル新宿の大スクリーンで観るチャンスです!
日時:3/11(土)22:45開場 / 23:00開演
場所:テアトル新宿
チケット料金:2800円均一  ※各種割引・サービスデー適応外/株主ご招待券・無料券使用不可

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|上映作品紹介

『中村屋酒店の兄弟』

第 30 回東学祭コンペティション部門 グランプリ
監督:白磯大知
出演:藤原季節,長尾卓磨,藤城長子
2019 年(制作) / 45 分 / 実写 配給:パルコ
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数年前家を出て一人東京で暮らす和馬は、親が経営していた酒屋を継いだ兄、弘文の元へ帰ってくる。久々に訪れた実家は昔のままの懐かしさの中に確実に変わってしまったものがあった。 刻々と変わっていく今に戸惑い、必死に否定して、生きようとするふたり。

【監督プロフィール】

 | 白磯大知

1996年生まれ、東京都出身。17歳から俳優活動をスタート。以降、舞台・TVドラマ・映画、ナレーションなど数多く䛾作品に出演。役者業の傍ら独学で脚本を書き始め、初監督作品の『中村屋酒店の兄弟』で数々の賞を受賞。「第30回 東京学生映画祭」グランプリ、「門真国際映画祭2019」最優秀J:COM 賞、「第11回 下北沢映画祭」観客賞、「第13回 田辺・弁慶映画祭」TBSラジオ賞。昨年公開の映画『虹が落ちる前に』(22)では、「門真映画祭2021」優秀
助演男優賞、「第7回 賢島映画祭」助演男優賞を受賞。

『トエユモイ』

第 32 回 東学祭コンペティション部門 審査員特別賞(坂本安美賞)
監督:福岡佐和子,はまださつき
出演:はまださつき,成瀬志帆
2021 年(制作) / 58 分 / 実写
©しどろもどり

大学3年生の佐藤萌子は新型コロナウイルスの流行にともなう自粛生活により鬱々とした日々を送っていた。そんな中、行きつけのコンビニでアルバイトをしている井上唯子にときめいた萌子は、彼女に共同生活を申し込む...

【監督プロフィール】

 | しどろもどり

福岡佐和子:千葉県出身。趣味はぼんやり。サーモンとおこげが好き。脚本を書いたり映画を撮ったりしていきたいなと思っている。最近ピザも好き。
はまださつき:北海道出身。竹とキーウィが好き。鼻がとてもやわらかい。演技したり映画を撮ったりしていきたいなと思っている。
大学で出会い、1年生の頃に廊下にてしどろもどリを結成。ラジオ、コントなどの創作活動を経て2020年から映画製作に踏み出す。最近荻窪で2人暮らしをはじめた。

『あたしだけをみて』

第 28 回アニメーション部門 グランプリ
監督:見里朝希
出演:見里瑞穂,土田優花,水田琴美,ミルキー(モルモット)
2015 年(制作) / 8 分 / アニメーション
© Tomoki MISATO

ガールフレンドと付き合い始めた頃䛾魅力をいつ䛾間にか忘れ、「モルモット」䜀かり可愛がる日々を送る男性。そんな中、お花䛾美女に出会う。モルモットに嫉妬するガールフレンドに比べ、モルモット䛾良さを理解してくれるお花䛾美女に惹かれていくが...。

【監督プロフィール】

 | 見里朝希

東京都生まれ。2018年、東京藝術大学大学院アニメーション専行修了。『あたしだけをみて』(2016)や『マイリトルゴート』(2018)はSHORT SHORTS FILM FESTIVALで優秀賞・東京都知事賞をはじめ、国内外の映画祭で多数の賞を受賞。若手クリエイター対象の国際賞「Young Guns」にも選出される。2021年発表の『PUI PUI モルカー』ではTVアニメシリーズ初監督を務める。現在、WIT STUDIOに所属し、ストップモーションスタジオを発足する。

『また春が来やがって』

第 32 回 東学祭コンペティション部門 審査員特別賞(城定秀夫賞)・観客賞
監督:堀内友貴
出演:五十嵐諒,奈良原大,三宅理沙
2021 年(制作) / 58 分 / 実写
©堀内友貴

ふと「ああ、あの夜は本当に楽しかったな」と思い出せる夜があるだけで人は生きていける。大人になりきれない男2人のどうしようもない毎日の話。

【監督プロフィール】

 | 堀内友貴

1997年生まれ。茨城県出身。 東放学園映画専門学校映画制作科在学中に、級友と自主映画の制作を始める。 2022年、監督作『明ける夜に』が、「第33回東京学生映画祭」にて“観客賞”と“実写長編部門 グランプリ”、「なら国際映画祭 2022」NARA-wave部門にてグランプリとなる“ゴールデンKOJIKA賞”。「第16回 田辺・弁慶映画祭」にて“映画.com賞“と“キネマイスター賞”を受賞。 劇団「セビロデクンフーズ」主催

『がんばれ!よんぺーくん』

第 30 回短編コンペティション部門 準グランプリ
監督:しょーた
出演: 山下諒(主演),泉佳奈子
2018 年(制作) / 4 分 / アニメーション
©しょーた

少年よんぺーくんの元気な日々を描いたアニメーション。今回は〝おつかいにいこう!の巻〟です。

【監督プロフィール】

 | しょーた

1993年生まれ。2016年東京造形大学アニメーション専攻卒業。 同大学大学院に進学し2018年映像制作会社ディレクションズ所属。 2019年アヌシー国際アニメーション映画祭のWTFプログラムで終了制作『がんばれ!よんぺーくん』上映。 現在はEテレのこども番組などでアニメーション、イラストを手がける。

『たちんぼ』

第 27 回 実写部門 特別賞(Filmarks賞)
監督:横山翔一
出演:岡野康弘,梅舟惟永,坂東俊晴
2014 年(制作) / 16 分 / 実写
©映画美学校

夜のサラリーマンの楽園―新橋。 そこで働くサンドイッチマンの男・磯野は向かいの中国マッサージ店で働く中国人の娘・ミカをいつも気にしていた。 ある時、店を飛び出したミカが店主に連れ戻される現場を目撃した磯野は、忘れていた過去を思い出す。 人間になりたい魚を交えて、男の恋の行方は思わぬ方向に展開し......。

【監督プロフィール】

 | 横山翔一

1987年生まれ、東京都出身。2012年に東北新社CM本部に入社、14年に退社。フリーの映像ディレクターとしてCM、映画、ミュージックビデオの企画・演出に携わる。映画美学校のスカラシップを得て制作した『はめられて Road to Love』(16年)がゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて北海道知事賞を受賞。大蔵映画初の新人監督募集企画『新橋探偵物語』(18年)、新感覚のゲイピンク映画『強がりカポナータ』(19年)など企画・監督する。
最新作『グッドバイ、バッドマガジンズ』(22年)は完全自主制作から口コミで話題となり上映館を広げ、現在全国公開中。

|特別上映作品紹介

『電柱小僧の冒険』

学生映画、自主映画のムーヴメントを生み出し、日本映画の歴史を大きく変えた 8 ミリ映画
監督:塚本晋也
出演:塚本晋也,仙波成明,叶岡伸,タグチトモロヲ
1987 年(制作) / 45 分 / 8 ミリ / カラー 配給:怪獣シアター
© 1987 KAIJYU THEATER

背中に大きな電柱が生えているため、昔から“電柱小僧”といじめられている孤独な少年。
彼は、ある日突然、吸血鬼グループが人類を支配しようとする恐るべき未来へタイム・トリップしてしまう。そこで彼を待ち受けるのは!?

【監督プロフィール】

―塚本晋也

1960年1月1日、東京・渋谷生まれ。14歳で初めて8ミリカメラを手にする。87年「電柱小僧の冒険」でPFFグランプリ受賞。89年「鉄男」で劇場映画デビューと同時に、ローマ国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞。主な作品に、「東京フィスト」、「バレット・バレエ」、「双生児」「六月䛾蛇」「ヴィタール」「悪夢探偵」「KOTOKO」「野火」など。製作、監督、脚本、撮影、照明、美術、編集などすべてに関与して作りあげる作品は、国内、海外で数多くの賞を受賞。北野武監督作「HANA-BI」がグランプリを受賞した97年にはベネチア映画祭で審査員をつとめ、05年にも2度目の審査員としてベネチア映画祭に参加している。俳優としても活躍。監督作のほとんどに出演するほか、他監督の作品にも多く出演。「とらばいゆ」「クロエ」「溺れる人」「殺し屋1」で02年毎日映画コンクール男優助演賞を受賞。「野火」で15年、同コンクールで男優主演賞を受賞。その他に庵野秀明「シン・ゴジラ」、マーティン・スコセッシ監督「沈黙ーサイレンスー」など。他、ナレーターとしての仕事も多い。

|当日について

【上映順】 

22:45 開場 / 23:00 開演(全作品予告なし)
トークイベント(40 分)
〈第 1 プログラム〉
1.『中村屋酒店の兄弟』(45 分)
2.『トエユモイ』(58 分)
休憩
〈第 2 プログラム〉
3.『あたしだけをみて』(8 分)
4.『また春が来やがって』(58 分)
5.『がんばれ!よんぺーくん』(4 分)
小休憩 10 分
6.『たちんぼ』(16 分)
休憩
〈特別上映企画〉
7.『電柱小僧の冒険』(45 分)
4:42 終了予定

※変更となる場合がございますので、ご了承下さいませ。

【トークイベント登壇】

しょーた監督、横山翔一監督、しょーた監督、横山翔一監督、福岡佐和子監督、はまださつき監督
白磯大知監督、堀内友貴監督 (トークセッション)

【チケット情報】

チケット料金:2800円均一  ※各種割引・サービスデー適応外/株主ご招待券・無料券使用不可

チケット販売:テアトル新宿オンラインチケット予約および劇場窓口にて販売

オンライン販売:3/3(金)18:00~上映開始20分前までの販売

窓口販売:3/4(土)朝OPEN時より販売

詳細情報はテアトル新宿特設ページよりご確認ください。【https://ttcg.jp/theatre_shinjuku/movie/0962700.html】

※全席指定/立ち見無し
※深夜興行につき、18歳未満のお客様はご入場になれません。

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