『こわす。』作品詳細

ENBUゼミナール / 2021 / 38min.
監督:後藤みずほ(GOTO Mizuho)

上映スケジュール:<Bプログラム> 10月20日(水)16:25〜

行き詰まったら、壊してみるのもいいんじゃないですか?

実家のクリーニング屋をほぼ一人で切り盛りし、自分の気持ちを人に言えない少女、永子。家の近くの河原でひっそりと物を壊すことで、心のバランスを保っていた。ある日、男が店に持ってきたジャケットの中に自分が壊した物の写真が入っており......「綺麗だと思って。」それを聞いた永子は意気揚々と物を壊し始める。

【キャスト】永子役:遠藤理子、日影直人役:渋谷盛太、圭役:中村成志、愛菜役:太代杏奈、詩織役:オキツ、永子の母役:矢作則子、悠役:岡本祐輔
【スタッフ】監督・脚本編集:後藤みずほ / 撮影:細井大輔、中村康隆 / 録音:林直樹、永野和哉、藤村しおり / 撮影補助:西岡由貴菜、岡本夏美 / スチール撮影:聖菜

監督:後藤みずほ(GOTO Mizuho)

監督プロフィール
1996年生まれ。服飾の専門学校を卒業後、映像の仕事に興味があったものの、アパレル関係の会社に就職。たまたま観た今泉力哉監督の映画がENBUゼミナール企画だと知り、会社を辞め上京、入学する。
フィルモグラフィー
sucola「eeeee」/ MV
製作のきっかけ

10代の頃自分を出さないのが当たり前になっていて、バランスがうまく取れない時期があった。気持ちを押し殺すことが大人だとさえ思っていたし、自分をわかってくれる人がいつか迎えに来てくれるんじゃないかと思っていた。白雪姫の話を題材に、自分らしく生きることってなんだろう、と考えて作りました。

作品の見どころ

この作品は永子を中心に話が進んでおり、身勝手な部分も沢山あると思います。視点を少し変えるだけで、相手を思いやっているつもりが傷つけていることだってある。登場人物一人一人のキャラクターにも注目して欲しいです。

チケットは10月1日(金)よりPassMarketにて販売開始!