『ただ、今をずっと。』作品詳細
日本大学芸術学部 / 2021 / 11min.
監督:内藤瑠(NAITO Ryu)
上映スケジュール:<Dプログラム> 10月21日(木)16:25〜
漕げ、青春の真っ只中を。
高校最後の夏の終わり。 蒼太、瑛士、朱里の3人はいつも一緒だった。朱里は瑛士に想いを寄せ、蒼太もまた、瑛士に想いを寄せていた。 そんな中、朱里が瑛士に告白すると言い出すと、3人の関係は徐々に変化していく。 彼らが最後に出した、それぞれの答えとは…。
【キャスト】蒼太役:佐野時陽、瑛士役:小見朋生、朱里役:前垣沙羅
【スタッフ】撮影:吉田芙羽 / 録音:新谷百香 / 助監督:長井遥香 / 撮影助手:小林明音、辻菜摘、遠藤匠 / 録音助手:宅間千穂、山田廉 / 制作:松平丈生、片倉春花 / 記録:小林礼奈 / 協力:伊賀さな、小池佑太郎、片柳懸、佐々木優奈、赤堀華南、東京都北区七社神社、葉山湾港湾管理事務所
監督:内藤瑠(NAITO Ryu)
監督プロフィール
1998年5月6日生まれ、神奈川県出身。高校時代にたまたま入部した放送部で映像制作に魅入られ、映像の道に進むことを決意する。2021年春、日本大学芸術学部映画学科監督コースを卒業し、本作『ただ、今をずっと。』にて、学科特別賞を
受賞。現在はフリーの編集部をしている。
製作のきっかけ
この作品を企画した当時、世界ではBLMの問題が大きく騒がれていた。元々、人権等の社会問題に興味があったため、娯楽としてだけでなく、社会問題をテーマにし、人々に何かを考えるきっかけとなるような作品を作りたいと考えた。そこで、自分のより身近な人権問題を題材とし、本作を制作しようと決めた。
作品の見どころ
友情なのか、愛情なのか、依存なのか。自分の気持ちを隠す蒼太と、事なかれ主義な瑛士、自分の恋を実らせようと画策する朱里の、3人の関係性が見どころ。また、海のシーンで蒼太と瑛士の2人が水をかけ合うカットは「あぁ、青春だなぁ」と思えて個人的に好きな場所なので、そこも見どころです。