『鯨波』作品詳細
京都芸術大学 / 2021 / 31min.
監督:立脇実季(TATEWAKI Miki)
上映スケジュール:<Fプログラム> 10月22日(金)16:25〜
心地よくも、どこか恐ろしい。掴みきれない時間を綴った、31分の映像体験
お家に閉じこもっている女の子の様子を見に行く遥。ある日女の子から絵を授かった遥は、その絵を持ち、貴方を探しに行く。自死した女の子、残された絵。絵が、貴方と遥をつないでいく。戸の隙間から覗いた世界に飲み込まれた絶望は。生命に傷ついた幼さは。
【キャスト】町田愛、上野詩織、柴山里彩
【スタッフ】脚本:立脇実季 / 撮影:立脇実季 / 録音:町田愛 / 整音:高橋啓至、西垣聡美 / 美術:町田愛、立脇実季 / 編集:立脇実季、町田愛 / カラーグレーディング:川添彩 / 撮影協力:中西和也(いえしまコンシェルジュ)、伊藤真美(姫路市地域おこし協力隊)、イシトコヒロトシ、オッキー☆、中村稔、町田家・立脇家の皆様、鈴木歓、岩田空、辻野花 / 撮影指導:鈴木一博 / 担当教員:北小路隆志、鈴木歓
監督:立脇実季(TATEWAKI Miki)
監督プロフィール
1998年生まれ 大阪府出身。俳優としても活動している。主演作品に『散歩する植物』(監督:金子由里奈)『とてつもなく大きな』(監督:川添彩)など。監督作品に『感覚』(2019)、『共存』(2020)
フィルモグラフィー
『夜の電車』(監督:川添彩) 出演
『散歩する植物』(監督:金子由里奈) 出演
『とてつもなく大きな』(監督:川添彩) 出演
『冬子、夏の思い出』(監督:田村将章) 出演
『感覚』監督・脚本
『共存』監督・脚本
製作のきっかけ
“存在”に対し不安を覚えながら生きる私たちが、鯨を目にします。しかし、鯨は希望でも絶望でもない。何かを希望か絶望かと勝手に判断するのは人間であり、対象になったものは本来、そのどちらにも属しません。“人間個々の望みの外側にいる存在”として、鯨を映し出したいと思い、製作しました。
作品の見どころ
人が見ることができる最も美しい夢の一つを目撃して頂きたいです。