『いうなれば、⻩昏』作品詳細

ENBUゼミナール / 2023 / 23min.
監督:⼤権早耶佳(DAIGON Sayaka)

上映スケジュール:<Bプログラム>

ねぇ、逃げよう、一緒に。遠い、遠いところへ。

人間宣言した天皇に代わって自ら天皇一家を作り上げようとする父から逃れるため和仁は父を殺害し家出する。逃げこんだ長屋で父を知らず写真の中の父をパパだと慕うかぐらと出会う。かぐらもまたママによる呪縛から逃れたい。ねぇ、一緒に遠いところへ逃げない?2人の行き着く先とは。

【キャスト】かぐら役: 百瀬葉 和仁役: 飯智一達 和仁の父役: 遠藤哲司 かぐらのママ役: 中沢志保
【スタッフ】撮影: 長谷川翔/録音: 勅使川原笙太・工藤鈴子・若海佑樹・井野凌佑/照明: 中江ふみえ/演出: 青木華菜

監督:⼤権早耶佳(DAIGON Sayaka)

監督プロフィール

1996年7月29日生まれ 福井県出身。映画美学校とENBUゼミナールに通い映画制作を学ぶ。本作いうなれば、黄昏を初監督をする。現在保育園で働きながら自主映画制作している。

フィルモグラフィー
本映画祭が初の上映となります。
製作のきっかけ
日本は昔神の国と呼ばれ、それが普通のこととして成り立っていたことに対して興味を持ち、今回題材にしたのは、神として崇められた天皇自身は実は神として崇められることに対して苦しんでいたという事実とそれを知らずに天皇を崇拝する人々との対比、及びその対比からの脱却というイメージで着想しました。
作品の見どころ
自らの環境を脱却しようとする人々を描写しています。ただ、どうにもならない現実もそこには実在していて逃げられない現実も確かにある。そんな現実の残酷さと自分で決断する人々の強さと。総して表現した人間の強かさを見て頂きたいです。

チケットは7月8日(土)よりPassMarketにて販売開始!