『タピオカ学入門』作品詳細

早稲田大学 / 2023 / 27min.
監督:ハインズ麻里子(HYNES Mariko)

上映スケジュール:<Fプログラム>

君はショーケースの中。

皆さんは食べ物がどれくらい私たちの思考に影響を与えていると思いますか?人は何かを食べる時、多くの場合は体への影響を考慮します。例えば…カロリー高いと太るぞ!カルシウムを取って骨丈夫にしろ!塩分取り過ぎると血圧上がるぞ!…などなど、様々な情報を浴びながら私たちは普段口にするものを決定しています。しかし、それが私たちの思考に与える影響にまで考えが及ぶ人はごく少数でしょう。だからこそ今日、皆さんにこの話をして差し上げましょう…

【キャスト】佐藤:和賀井玲奈/栗本:角田哲史/店長:結城和子/今井:犬飼紀香/滝山:大友爽太郎/日野:會下幸信/バイト①:新開ひかり/バイト②:神山今日香/悪魔①:みやたに/悪魔②:高野希/学生たち:若宮潤・小林実莉/新人:市原結衣
【スタッフ】撮影:榊原滉/フォーカス:小林ジョー・伊藤慎之介・南浦雄尽/照明:ゆき/サウンド・スーパーバイザー:onigiri.saburou (Studio Monika)/音声助手:馬場崎理子・大滝舜雄/ブーム・オペレーター:橋本颯太・南浦雄尽/フォーリー助手:こーや・吉田拓真/美術:泉谷岬・萩庭七海・稲葉捺月・沼田理紗/衣装・ヘアメイク:皆川苗・萩庭七海/スチール:沼田理紗/振付:富岡杏美/タイトルロゴ・ポスターデザイン:和賀井玲奈/ヘアピン制作:Fui/音楽:永岡史帆/エンディングテーマ・作曲:榊原滉/エンディングテーマ・作詞:角田哲史・ハインズ麻里子/エンディングテーマ・ヴォーカル:角田哲史・泉谷岬・ハインズ麻里子

監督:ハインズ麻里子(HYNES Mariko)

監督プロフィール
2001年生まれ、東京都出身。中学、高校時代をオペレッタ部の一員として、仲間たちと歌劇を制作しながら過ごす。この経験から物語を届けることに興味を持ち、早稲田大学入学後は映画サークルに所属。2021年にコロナ禍のクリエイター支援プロジェクト『DIVOC-12』に参加し、短編『あこがれマガジン』で映画監督デビューを果たす。その後、サークルの仲間たちと制作した中編『また来週』が第35回早稲田映画まつりでグランプリと観客賞を受賞した。
フィルモグラフィー
監督作品: 『あこがれマガジン』(『DIVOC-12』収録)・ 『また来週』
製作のきっかけ
この映画は、私がマカロン屋でアルバイトをしていた時に店長からパワハラを受けていた経験に基づいています。当時はコロナ禍で周囲にアルバイトをしている人があまりおらず、自分のアルバイト先が異常だと気づけませんでした。しかし、実際には悪夢への入り口は現実の至る所にあります。無意識に社会に適合していくことの恐ろしさを表現したいと思い『タピオカ学入門』を制作しました。
作品の見どころ
この映画を観れば誰もがタピオカ学入門を受講できます。栗本教授の講義は、例え話がわかりにくい、いきなり内容が脱線しがち、やたら課題が多い…などなど、生徒たちからの評判はお世辞にも良いとは言えません。しかも、タピオカの授業なのにタピオカを飲ませてくれないのです。自分は堂々とタピりながら授業してるくせに。それでも、私はあなたが居眠りせずに、最後まで受けてくれることを願っています。だって、大切な真実にはやく気づいてほしいから…手遅れになる前に…

チケットは7月8日(土)よりPassMarketにて販売開始!